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親の心と子供の心の乖離 第三者だから解決できることもある

不登校の問題、子供の神経症の問題で一番の苦労は、私たち親から見ると、子供の心が見えなくなってしまうことですね。

知らず知らず子供の心を傷つけたり、無視したりしていたことが後からわかると、どんなに気をつけていても難しいものだなと思います。

これはある程度は私たち親の方で注意深く守っていれば防げるところもありますが、限界があります。

「親の心子知らず」状態になることもあります。

愛情と親切心が子供を追いつめて意固地にさせてしまうこともあります。

子供だから何でもわかってあげたいという気持が仇になりもしました。

もっともっと親側としては何とかしたい、してやりたいという気持が焦りをうんで、親子共々精神的地獄に陥るのを見聞きするとやるせないです。

でも、根本で、親と子供は別人です。

目に入れても痛くないけれど、別人格です。

まだ双生児の方が親子よりも近そうですし。

不登校や子供の神経症の問題は、親が解決してやろうとすると墓穴を掘ります。

これは私の経験で痛いほどわかりました。

親だからこそできないこともあります。

そして他人・第三者だからこそ、子供とサポートできるということも。

親だから言えることがあるけれど、親だからこそ言えないことの方がもっと多いとわかりました。

袋小路で出口が見えなくなっている人は、自分自身のガス抜きの上でも、第三者、できれば高度な専門家に相談するのが一番だと思います。
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テーマ : 不安定な心
ジャンル : 心と身体

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初カキコです

はじめまして。娘が高校生ですが不登校になっていて途方に暮れています。原因は思い当たることもありますが(私たち親にも責任がありました)娘は相当落ち込んでいます。
あなた様のブログを拝見して、親だからこそできないこともあるんだと胸を突かれた気持です。肉親の愛情も逆に見えなくなったり、娘を追いつめてしまうのは思い当たる節があります。
これからは家族だけの力ではなく、第三者で冷静な視点を持っている専門家の方に相談しようと思います。お薦めの先生が大阪に来るとのことなので、娘の意志が固まりましたら、親子一緒に参加したいと思っています。これからも更新よろしくお願いします。
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maam

Author:maam
マ~ムです。
「不登校/引きこもり克服プログラム」「不登校親支援プログラム」の岩波先生によって、子供の神経症的不登校を乗り越えた記録を綴っています。
家族内での解決だけでは限界がありました。
卓越した専門家の存在ほど心強いものはありませんでした。
でも、共に精神的に克服に至るまで茨の道、山あり谷でした。
谷でもいつかは山が来る。
山道がきつくてもいつか峠が来る。
そして、目的に一歩ずつ近づきます。
頼れるガイド、そして自分の足で歩ける力さえあれば、
不登校と子供のもろくも折れかかった心は必ず克服でき、立ち直ることができます。
私の経験、子供の経験がそう雄弁に物語っていると思います。
私たち家族全体を暗雲で覆った子供の不登校、引きこもりについてブログです。




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