息子も呼吸法をやっていき(最初はそれほどしていませんでしたが、急に目覚めたのか、たくさんの時間を費やしていました)、呼吸法の成果が上がる毎に、精神的なコンディションもあがっていきました。
初回の岩波先生の説明の時に、呼吸法についての効果や効能、それがどう次につながるのか説明してもらいましたが、ここまで人の精神状態に影響を与える(それもいい形で!)ことに無知な私は驚きました。
そういえば、古来より呼吸法が存在してますし、テレビやネットでも呼吸法の必要性が書いてあります。
とはいえ、あそこまで人の精神にいい影響を与える手段になりうるなんて、寝耳に水です。
不登校のプログラムでも、他の心理プログラム(神経症やあがり症など)と同じように、岩波先生から呼吸をやってくるように言われます。
何故やるかと言いますと、呼吸法によって作り込んだある精神状態(意識の変容状態と言っている人がいます)をより先生に高めてもらって、脳に条件付けていきます。
それによって被暗示性を高め、また体の緩みを作り出し、暗示に反応、浸透させるようにするそうです。
本当にできるかできないかは、実際に体験した人の岩波先生の評価の高さから想像が付くと思います。
実際息子も呼吸法を本腰を入れてやり始めてから、精神状態に変化の兆しが見えました。
鉄の板のように堅かった体も、驚くぐらい柔らかくなっていました。
へー、呼吸って凄いんだ! と素人の私は衝撃を受けたのを覚えてます。
悩むと体がかたまり、思考の柔軟性が奪われ、精神状態が袋小路に入ってしまうので、体に柔らかさが必要です。
子供の頑なな閉ざした心も不思議と体の柔らかさと比例して、ときほぐれていきました。
あと呼吸の効能の一つに、私のような当事者ではないけれど、当事者以上に悩める立場の人間にとっても、ストレスに強くなるツールになりました。
息子から教えてもらったり、岩波先生と話す機会があった時に教えてもらったり、たまたま通っている方からの体験を聞いて、自分なりにやってみました。
呼吸法による意識の変容する状態を私も味わえたのです!
なるほど、この状態を更に深めていけば、暗示に反応して、心の問題を解決できる!
納得できました!
とっても重要なことなんですねー、呼吸って。