私と息子の神経症的不登校脱却戦争 勝利の体験談 *岩波英知不登校親支援プログラム口コミブログ 不登校問題について感想
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親は不登校の子供への対応はどうすべき?

親としては、子供が不登校になった場合、学力に関しての心配がまずあると思います。

他にも社会から取り残されるとか、将来大きなハンデを背負うことになることとか、心理面での心配もありますよね

学力に関してですが、学歴はやっぱり必要なところもあります。

学歴は絶対的ではないですが、不登校を経験しても、いくらでも学歴、学力的に巻き返しがきくものですよ。

いまは様々なルートで大学に行けます。

通信制高校や大検受験などありますので、昔に比べると、不登校の子供でも巻き返しがきくような社会になってきていると思います。

不登校=社会からのドロップアウトだという強迫観念を持ちすぎると、子供へのプレッシャーと自身へのストレスになるだけです。

最低限、学校に行かなくても、勉強だけはさせておいた方が後々いいと思います。

後年、もっと勉強していればよかったなんて、思わない人はいないくらいですから。

子供の逃げ癖がついてしまうと、社会に出て揉まれたらすぐ仕事を辞める悪循環になってしまうので、学校に行かないのはしょうがないとしても、最低限の学力向上を目指した方がいいと思います。

私の経験でも、息子がやる気になってくれたおかげで、遠回りがあっても、志望大学にはいることができました。

大学入学は絶対的なことではありませんが、大学に限らず、子供がやりたいと思ったことが実現することで、お金では買えない自信を得ることができます。

上から強制的に勉強させるのではなく、子供の自主性を育む方向性の方が良かった気がします。

勉強する意味がわからなくなっている人間に、強制的に勉強させるのは逆効果!

学校に行く理由が見いだせない人間にも同じことです。

あと、絶対「心のケア」は必要です!

心のケアさえできれば、つまり土台がある程度固まってはじめて、子供は前向きになれます。

これを無視してしまうと、泥沼の不登校→ひきこもり→家庭内暴力という悪循環になりやすいです。

私の経験を是非役立たせて下さいね!
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テーマ : 神経症的不登校脱却戦争
ジャンル : 心と身体

親の心と子供の心の乖離 第三者だから解決できることもある

不登校の問題、子供の神経症の問題で一番の苦労は、私たち親から見ると、子供の心が見えなくなってしまうことですね。

知らず知らず子供の心を傷つけたり、無視したりしていたことが後からわかると、どんなに気をつけていても難しいものだなと思います。

これはある程度は私たち親の方で注意深く守っていれば防げるところもありますが、限界があります。

「親の心子知らず」状態になることもあります。

愛情と親切心が子供を追いつめて意固地にさせてしまうこともあります。

子供だから何でもわかってあげたいという気持が仇になりもしました。

もっともっと親側としては何とかしたい、してやりたいという気持が焦りをうんで、親子共々精神的地獄に陥るのを見聞きするとやるせないです。

でも、根本で、親と子供は別人です。

目に入れても痛くないけれど、別人格です。

まだ双生児の方が親子よりも近そうですし。

不登校や子供の神経症の問題は、親が解決してやろうとすると墓穴を掘ります。

これは私の経験で痛いほどわかりました。

親だからこそできないこともあります。

そして他人・第三者だからこそ、子供とサポートできるということも。

親だから言えることがあるけれど、親だからこそ言えないことの方がもっと多いとわかりました。

袋小路で出口が見えなくなっている人は、自分自身のガス抜きの上でも、第三者、できれば高度な専門家に相談するのが一番だと思います。

テーマ : 不安定な心
ジャンル : 心と身体

愛子様の不登校問題について

最近、愛子様の学習院初等科への不登校問題でニュースでよく拝見します。

ここまで不登校の問題は来てしまったかと思いました。

逆に不登校や子供の心のトラブルで出口が見えない状況の人たちにとって心強くなる出来事だと思います。

誰だって学校に行きたくない時だってあるし、嫌な人間がいるってことです。

まだまだ愛子様は初等科なので、思春期に起こるような不登校の問題とは全く違っていると思いますが、誰だってそうなってしまうんだということは大きな勇気づけられることだと思いました。

学校に行かないことが大きな挫折のように思って、イライラしたり不安に駆られる親御さんも多いでしょう。

でも、愛子様だって誰だってなるんです!

もっともっと冷静に対処しましょう!

第三者の眼(専門家を含む)が子供の心の問題解決には必要だと書きましたが、誰だってなりうる問題だとわかるだけでも冷静さ、客観性をもてるんじゃないでしょうか?

少なくとも、私たちが不登校や心の問題で出口が見えずもがいていた時にこのニュースを聞いたら、とっても心強く感じられたと思います。

当時、不登校=絶対悪とまではいかなくても、少なくともいけないこと、恥ずかしいこと、甘えだととらえていました。

でも、そうじゃないんです。

今はそう気づいていますが、当時はノイローゼになるくらい思い詰めていました。

それが子供の心や居場所をますます追いつめていたから、自力や家族内だけじゃ解決できなかったのも無理はなかったです。

テーマ : 子育て・教育
ジャンル : 学校・教育

不登校の子供を持つ親のサークルに久しぶりに参加しました

以前、私が参加していた不登校の子供を持つ親のサークルに参加しました。
不登校解決から二度目になります。

かなり久しぶりのことでした。
まったくメンバーが替わっていましたが、以前の参加者で子供が不登校から立ち直ったということで、ゲストに呼ばれました。

親しくしていたサークル仲間だった方の紹介です。

現在参加されているメンバーは、現在進行形で不登校もしくは引きこもり、ニートの子どもたちを抱えている親御さんたちです。

みなストレスと不安とこの先の子供の未来、そして自分たちの不幸に、顔が曇っていましたが、私が不登校児の経験、脱出した方法、親子関係の再構築などを話すと、とたんに目が輝き出しました。

最初は気が進まなかったのですが、やっぱり行って良かったです。

そこのサークルには関係ないことなので、今回は岩波先生の不登校克服プログラムについてはほとんど触れませんでしたが、親子関係がどうなっていけば、子供は再び自分の足で歩き始められるかをメインに話しました。

あとは、不登校問題真っ最中の泥沼も。

涙する親御さんも多く、逆の立場だったら私も泣いていたかもしれません。

私を再びサークルに連れて行ってくれた友人も、実は岩波先生のプログラムを子供と一緒に受けて(私の紹介です)いました。

その友人のお子さんもいまではうらやむほどの学校で勉強しています。

その方も私も一致して言っていたことは、子供の不登校は、子供だけの問題ではなく、私たち親の問題だということです。

私たち親が変われば、子供も変わってくれると言うことです。

いきなり長い間の子育ての固定観念を変えることはとても勇気がいるし、動機がないとまず変えようなんて気が起こりませんよね。

だから、子供の心がマイナス方向に行った時こそ、チャンスです。

もし気づかず、30代、40代で子供が社会からドロップアウトしてからだと、なかなか難しいです。
(実際、一番のひきこもりの多い世代は30代だとか)

学生時代なら、子供はいくらでも挽回ができます。

これは間違いありません!

いま子供が落ち込んでいるからと行って、一生そのままではないのです。

そのためには私たちが自分を見つめ直すチャンスです!

そのためのいいきっかけです。

ちょっとした私たちの変化で、子供は敏感に感ずいて、親子関係が良好になったりします。

今現在親子関係が良好で不登校になっているケースでも、どこかで生じている乖離や齟齬も修正できます。

これは母親だけではなく父親も同じことです。

不登校問題は、過程を体と例えますと、どこかを悪くしている、病気の原因があるってことです。

子供だけの問題ではないのです。

かりに家族関係なしに、学校でいじめがあったとしても、それでもたくましく学校に通っている子供がいます。

その一方で、いじめまでいかなくても、ちょっと嫌なことがあっただけで不登校になる子供もいます。

その違いは、やっぱり家庭や親子関係の部分に原因があるのかもしれませんよね。

過保護に育てすぎたとか、厳しくしつけてアメの部分を渡さなかったとか、愛情不足だったとか、親子関係のコミュニケーションが不足していたとか、親が良かれと思ってやったことが子供の負担になっていたとか、あまりに根性主義で行ってしまったとか、たくさんあると思います。

次回は私たち親がやったほうがいいことについて書いていきたいですね。

私も実際、岩波先生のもとでそれをやり、それが親子関係にフィードバックされ大きな効果をあげましたから。

テーマ : 適応障害
ジャンル : 心と身体

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maam

Author:maam
マ~ムです。
「不登校/引きこもり克服プログラム」「不登校親支援プログラム」の岩波先生によって、子供の神経症的不登校を乗り越えた記録を綴っています。
家族内での解決だけでは限界がありました。
卓越した専門家の存在ほど心強いものはありませんでした。
でも、共に精神的に克服に至るまで茨の道、山あり谷でした。
谷でもいつかは山が来る。
山道がきつくてもいつか峠が来る。
そして、目的に一歩ずつ近づきます。
頼れるガイド、そして自分の足で歩ける力さえあれば、
不登校と子供のもろくも折れかかった心は必ず克服でき、立ち直ることができます。
私の経験、子供の経験がそう雄弁に物語っていると思います。
私たち家族全体を暗雲で覆った子供の不登校、引きこもりについてブログです。




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