私と息子の神経症的不登校脱却戦争 勝利の体験談 *岩波英知不登校親支援プログラム口コミブログ
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子供の不登校を解決するには催眠療法や潜在意識から治す方法が一番

子供自身が、不登校である自分の現状に危機意識をもってなんとか解決したいと考えているならば、カウンセリングのように表面的に対処するよりも、根本的解決を図ったほうがいいと思います。

カウンセリングでは不登校の子供の心を変えることは大変です。

不登校になる原因は様々ですが、その原因はほとんどが潜在意識に組み込まれています。

顕在意識では頑張ろう、学校に行こうと子供が思っていても、潜在意識で学校に行きたくない原因があるため、どうしても学校にいけなくなるのです。

本人にもなぜ不登校になるのかわからないところがあります。

だからこそ、催眠療法のような潜在意識から自分を変える方法が大事です。


催眠療法は催眠状態に施術者によって誘導されて、潜在意識を変えていく方法です。

ただし施術者の能力によって、効果が左右されてしまいますので、必ず能力が高いと評判の施術者を見つけてみてください。

そして子供が施術者の言葉に耳を傾ける状態になってから通わせてみてください。

カウンセリングもそうですが、催眠療法も子供がいやいや連れてこさせられたら効果を発揮しませんから。


私がおすすめするのが、催眠療法をやっているわけではないですが、岩波英知先生です。

どの催眠療法士よりも能力が比較できないほどの高さを誇っています。

どんな人でも、瞬時に催眠状態に誘導してくれるため、潜在意識の原因から解決することが可能です。

潜在意識は、心の大部分を締めますが、潜在化しているため、言語化できない状態です。

言語化できないため、カウンセリングでは原因まで解決してやることができませんが、催眠療法なら、そして催眠療法士ならば、言語化できない原因を顕在意識の中に滑り込ませて処理できます。

無理やり学校に行かせても、この潜在意識から原因を特定して解決させてやらないと、どこかでしわ寄せが来てしまいます。

不登校の子供が抱えている原因を根こそぎ解決するには、催眠療法が一番です。
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起立性調節障害(OD)の治し方と子供の不登校

不登校の子供の多くが起立性調節障害(OD)という症状にかかっています。
多くが本人が自分のことを起立性調節障害だとわからないし、親も家族も起立性調節障害という認識に最初から至ることはありません。
多くが仮病だと思ったり、学校を休みたいがために体の不調のことを訴えているのだろうとしか思いません。

かく言う私も起立性調節障害にことを全く知らず、子供の不登校時には仮病、詐病としか思えませんでした。
私だって学校に生きたくない時は、お腹が痛いとか頭が痛いと嘘をついて、学校を休もうと企てたことがあります。

ですが、不登校の子供は起立性調節障害に多くがかかっていることは事実です。
子供だって好きで起立性調節障害になっているわけじゃないですし、体の不調が実際にあることは確かです。
これは体の病気というより、メンタルから発していることがほとんどです。
起立性調節障害に対しての理解を深める事も、子供の不登校を克服させ、さらに起立性調節障害を治していくために必要なことです。


起立性調節障害(OD)とは、朝起きられない、無理に起床しようとすると吐き気がしたり、ひどい頭痛がしたり、神経性の下痢が続いたりする症状です。
意識の上では学校に行かなくてはいけないと本人が思っていても、体が言うことを効きません。
それは潜在意識、無意識の自分が「本当は学校に行きたくない」と思っていて、体調不良を引き起こしているとも言えると思います。

起立性調節障害に陥る子供はみんな真面目で、繊細で、優しい子供が多いです。
我慢強いところもあり、自分ひとりでストレスを抱えてしまいがちです。
心のはけ口を見つけることも苦手なのも特徴としてあると思います。

そして、子供本人は上に書いたように自覚がありません。
だから戸惑います。
そして周りが信じてくれないと傷つきます。
不登校だけじゃなく、人間が、親が信じられなくなってしまうんです。

うつ病のような状態になったり、よけい部屋に引きこもるようになります。
これでは駄目だと本人が思ったとしても、いざ行動しようとすると(起きて外に行こうとすると)体が急に言うことを効かなくなり、様々な妨害工作をしてきます。
その結果が起立性調節障害(OD)です。

自律神経系のトラブルも頻発し、なおさら自律神経は自分でコントロールできないため、もう本人も周りもどうしていいかわからなくなります。
かといって、私たちの経験から、決して抗不安薬や抗うつ剤を安易に服用させないで下さい。
あれは非常な劇薬です。
薬が効果を出す時期はあるものの、いつか効果がなくなります。
薬はいつか効果が出なくなり、量が増えざるを得ず、その時精神的に依存していたら脱出は困難です。

起立性調節障害以外にも向精神薬の副作用で常にだるく眠気があり、一見うつ病が悪化したように思える時もあります。

根性論で子供の尻を叩いてはいけません。
もう限界ギリギリの子供をむりやり尻を叩くことで、親子関係は破綻して、後々の人生まで禍根を残すことになりかねません。
ストレスでぼろぼろになったら、誰だって心が折れます。
その一症状が起立性調節障害です。


私の子供も今思えば完全に起立性調節障害を患っていました。
私もストレスで非常に朝が弱かったです。
ストレスは親も子供も、体調不良を悪化させ続けてしまいます。

結局ストレスや抑圧を脳内から一層してやることが大事です。
私たちは岩波英知先生の施術で根こそぎ抑圧を解消させていくことができました。
それ以来、起立性調節障害も自律神経失調症も良くなり、元気になってくれました。
私もストレスが抜け出ていって、ものすごい楽な気持ちになりました。
本当に生きていてよかったと思えました。

不登校になる子供は抑圧の塊です。
親のせいでなっていたり、友人関係や学校関係でストレスを抑圧して生きて、起立性調節障害になっていきます。
この抑圧された悪い感情の塊が、脳内に滞留している限り、起立性調節障害から何とか脱出できたとしても、別の症状で現れてしまいます。

過敏性腸症候群、自律神経失調症、心気症、不眠症、うつ病、社会不安障害…症例をあげだしたらきりがありませんよね。

まずは起立性調節障害についての正しい認識を持つことです。
子供が朝起きられない、学校に行けないのは起立性調節障害かもしれないと思って下さい。
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家庭内暴力と原因と親 不登校克服のためのブログ

不登校やひきこもりの子供の一部に、家庭内暴力を起こす(あるいは起こすかもしれない)子供がいます。

家庭内暴力は親に対してもあれば、兄弟姉妹に対してもありますが、人間に向かわなくても物にあたることも家庭内暴力と言えます。

そして、もともと暴力的な子供が家庭内暴力を起こすわけではありません。

おとなしく我慢強い子供が、ある一線を越えた時、家庭内暴力がはじまります。

はけ口がなく溜まり溜まった抑圧と鬱憤のエネルギーがついに爆発した時です。

家庭内暴力でおさまるならばまだ身内の問題ですが、それが外部に向かった場合、刑事事件となるため、家庭内暴力のうちに、いやそれまでの間に解決しなくてはいけない問題だと思います。

子供がプレッシャーとストレスに曝され続けた場合、自分の心を抑圧して頑張って立ち向かっています。

一番子供にプレッシャーを与えるのは親です。

学校の教師や塾や習い事の先生がいくら厳しくても、そこに通わせるのは親ですから。

過度の期待とプレッシャーが子供の我慢の限界を超え、さらに子ども自身が自分の未来のなさに絶望した時、そのはけ口が家庭内暴力を引き起こしてしまうんです。

すべてではありませんが、母親が過干渉すぎ、父親が無関心(仕事を理由に)のケースに多く発症します。

親からの過干渉は、子供を一人の別個の人間として見ていないがため、親のエゴが強いため起きていることが多いです。

それは子供のためといいながら、自分のためであり、子供に過干渉をどうしてもしすぎてしまいます。

自分のことじゃないだけに、加減を親は知りません。

そんな時にもう片方の親がバランスを取ってくれたら、子供もバランスよくどこかにエネルギーのはけ口を見出して健全に育ってくれるのですが。

だから過干渉をした親だけが悪いわけではありません。

やはり夫婦の問題と言えると思います。


家庭内暴力を振るう子供は、自分のことをわかってほしい、知ってほしいという無意識的な思いがあります。

家庭内暴力は無言のアピールです。

これは自傷行為、リストカットと同じ構図だと思います。

そして、親の言うとおりにしてきたこのざまだという怒りもあるでしょう。

親への怒りは反発が溜まりに溜まって、どうにかしないと治まりがつかないがために家庭内暴力が起きます。

さらに反抗期も加わり、普通の子供でさえ、持っているエネルギーをどう使っていいかわからないのに、抑圧して行きてきた子供はなおさらはけ口は家庭内暴力しかなくなるのです。


家庭内暴力には必ず意味があります。

子供の心情をしっかりと理解して下さい。

わからないまま無理やり押さえつけようとしたり、ただ哀しみ嘆くだけではなんにも解決しません。

子供はずっと我慢して一線を越えてしまっただけです。

だからこそ、家庭内暴力にあっている親こそが変わらなければならないのだと思います。

子供は親が変われば変わっていきます。

時間が解決してくれるとは思わないで下さい。

家庭内暴力がおさまっても、別のストレスのはけ口をもとめて、別の形で暴発するだけです。

いずれにしても、人対人の真のコミュニケーションが必要になります。

もし親子や家庭内だけで問題が解決しないようであれば、専門家に相談したほうが絶対にいいと思います。

何よりも子供だけの問題と捉えず、親自身の問題として専門家に相談してみて下さい。

自分を変わろうとしないで子供だけ専門家に預けて変わってもらおうとすること自体が最悪な選択肢かもしれません。



親子関係の問題を扱っている専門家の参考になる言葉集紹介



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神経症的不登校克服へ メンタル不調による不登校は親が変われば子供も変われる!

不登校やひきこもりになった子供は、メンタル面がぼろぼろになっています。

ボロボロなのに無理やり親が子供を学校に通わせようとすると、親子関係が壊れてしまいます。

なぜ子供が不登校になったのでしょうか?

それは親に原因があったり、直接的な原因はなくても、子供を良かれと思って追い詰めた結果であることがほとんどです。

親のせいでは全面的にないにしても、親の責任はまったくないとはいい切れません。

まして不登校になった子供を救えるのは一部の能力のある心の専門家と親だけです。

そして責任を取れるのは親だけなんです。

親が変われば子供も変われます。

親が変わろうとしないのに子供に変わるように強いるなんて都合が良すぎます。

子供は子供なりに頑張って生きています。

頑張った結果の不登校やメンタルの不調なら、もう子供に頑張らせるなんて難しいです。

親が変わりましょう。

強くなりましょう。

これまで生きてきた親の心の抑圧を取り除きましょう。

親子関係のトラウマが親自体にあったのならば、絶対に解決しなくてはいけません。

自分が得たトラウマを自分の子供に知らず知らずに与えています。

これは無意識がやってしまう罠です。

無意識から自分を変えないと、しわ寄せは子供に行きます。

子供は親から圧倒的な影響下に置かれて育っています。

親がマイナスを持っていると、必ず子供に行きます。

子供が苦しんでいるのは、最終的には親の責任になるのはそういうところからです。

親は悪くはありません。

親は親なりに頑張ったはずです。

でも頑張った結果が今の状態ならば、親がやることといえば無意識からの変革です。

健康的に育った人ならばやる必要はないかもしれませんが、心に重たいものを抱えてきた人は、心の浄化をして下さい。

それだけで子供にいい影響を与えられます。

参考になるサイトを紹介します。
不登校問題に悩む親、保護者向けの為になる言葉集

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現在の岩波英知先生の不登校克服プログラム、不登校親再生プログラムについて

現在、岩波英知先生のDream Art Laboratoryで行われている心理脳内プログラムについての報告です。

受けられる対象年齢が、15歳以上となっています。
これは主体的に現状を打破しようとする子供の心が育っていない状態で、プログラムを適用することはできないとの判断から、そうなったようです。

どうしても15歳未満の子供は、あらゆることから逃避しようとしてしまいます。
それは人生に対する主体的な意思が持てないからです。
これは不登校の問題に関わる人達の中で、一番の大きな問題でしょうね。

そして、同時に『不登校/引きこもり克服プログラム』も『不登校親再生プログラム』に変わっています。
以前は、同時に募集していたのですが、完全に親のみが受けられるプログラムです。

しかも、親自身にトラウマ、心の傷、その親から抑圧されて育って、それらが自分の子供に悪影響を与えているケースのみ、予約を受け付けているようです。

ですので、私達親子が受けたようなプログラムのシステムではなくなっています。

ご注意ください。

しかし、親が心の問題にけりをつけることで、子供に直接的以上に、大きなプラスの影響をあたえることは確かです。

親の心が不安定なままですと、いつまでも子供の心は病んだままになってしまいます。

親が自信を持って生きていないと、子供はもっと自分の存在に価値を見出すことができなくなります。

逆に、親が自分をしっかり主体的に持ち、自分の人生を強靭に歩むことが、子供が変わろうと思える唯一最大のチャンスなのだと思います。

そういう意識が高い方は、ぜひ『不登校親再生プログラム』を受けられることをおすすめします。

保護者向け 岩波先生の言葉/講演集もご参考ください。
岩波先生の言葉/講演集
もあります。
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岩波先生の本を子供に読ませましょう

現在岩波先生の不登校ひきこもり克服プログラムは新規予約ができない状態のようです。
子供が主体的に取り組む姿勢が他のプログラム参加者並にないと予約は取れないので、まずば子供の人生へのモチベーションアップのためにも岩波先生の奇跡の脳覚醒という本を読ませるのがいいと思います。
名著ですし、先生の息づかいや魂に触れられます。
これでダメならまだ先生のプログラムは早いということなので、無理に通わせるよりはいいと思いますし。
あとは親御さん本人の生き様も子供にいい影響も悪い影響も不登校脱出もかなり影響を与えるので、子供の前にまずば親御さんから読まれるのもいいと思います、
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岩波英知先生の不登校克服プログラム、ひきこもり克服プログラムについて注意点

『私と息子の神経症的不登校脱却戦争』というブログは、岩波先生のDream Art Laboratoryが行う心理脳内プログラムの一つ『不登校克服プログラム』『ひきこもり克服プログラム』「神経症克服プログラム』の体験記を綴ったものです。

このブログでも書いてきたことなのですが、、、親が熱心にプログラムを受けるように誘っても子供にその気がなければ、プログラムは成立しないし岩波先生も無理に通わせない、ということがあります。

岩波先生はお金でやっているわけではないので、いくら親がお金を払うと言っても、受ける子供本人の意思を踏みにじってまでは絶対に受けさせません。

岩波先生はすごい、最高の専門家だ、心の奥底から問題を解決できる技術と能力を持っていると多くの人が書いていますが、こと不登校の問題に関する限り、受ける本人がその気にならない限り難しいということです。

私もブログですごい人、おどろくほど高い技術力がある先生と書いて進めてきた手前、やる気になった親御さんたちも多いと思います。

でも、逃げ込んでいる子供にとっては、岩波先生の人柄(面白いし優しいし包容力がある)に触れて、いい人に出会ったと思っても、トランス状態に入って心の奥底を処理することに関しては不安感を持ちやすいと思います。

なぜならば主体性がないからです。

連れて来られた、しかも子供に主体性なんかあるはずはないです。

しっかりとした目的意識を持って、現状を変えたい、強くなりたいと思っている子供は、残念ながら10人に1人いたらいいほうだと思います。

そういう人にはこれ以上ないプログラムなのは断言します。

あまりに凄すぎて迫力がありすぎますが(笑)、その分心の奥底の問題も洗い流せますし、強くなるための多くの気づきやアドバイスを心に定着させることができます。

でも、怯えて生きている子供にとって、また他の人と受けるという環境では、なかなか大変だと思います。

たまたまうちではタイミングも合って、子供も私も入って行くことができました。

でも、それは万人のケースに適用できるわけではありません。

将来、子供自身も人生に危機感を持って、岩波先生にプログラムに自分の意志で参加している大人の方たち(大学生以上の人たち)のように、主体性を持つことができたら、そのとき本人の方を押してあげればいいと思います。

なぜこんなことをかいたのかというと、ここしばらく岩波先生のDream Art Laboratoryの不登校・ひきこもり克服プログラムに『新規予約停止』と書かれてあったからです。

各種心理脳内プログラムも日本中はもとより世界中からお客さん殺到していて、もう子供一人が来るのか、来ないのかわからないクライアントの人に時間をとれないようになってしまったと昔先生はおっしゃっていました。

それならば、最初から他の大人の人達のように、自分の意志で通ってみるという強い気持ちを持っている人ではないと受け付けない、とおっしゃっていました。

そういう来るか来ないかわからない人が、プログラムに興味をもつように仕向けてしまった私にも責任があると思います。

なので、今回こういうブログを書きました。

最後に。。。。

親御さんたちは子供が今のままだと将来完全にダメ人間になるという恐怖でいっぱいだと思います。

でも、先生のプログラムに通っている大人の方でさえ、非常に多くの方が心の重荷を外すことに成功しています。

そして自分の進みたい道を歩むことができています。

だから、十代そこらで人生につまずいたって、いくらでも挽回が聞きますよ。

問題は子供の心を追い詰めて潰して、もはや浮上の余力すら奪ってしまった場合のことです。

けっしてムチだけでは問題は解決しないことを私は学びました。

時にはドシッと構えて、親がしっかりあたふたせず、自分自身の人生を余裕を持って生きる、それが子供に必ず良い影響を与えます。

過度の心配や干渉は、それだけで子供の心にストレスを与え、脳みそを疲弊させてしまいます。

不登校の原因は数多く有れども、知らず知らず親が子供を追い詰めているケースが多いのです。

その上で人生にちょっとつまずいて不安と恐怖でいっぱいの子供に、さらに追い詰めてしまうことだけは避けたほうがいいと思います。

子供はいずれ親から離れ自分の足で歩くことをしなくてはいけません。

過度の干渉と心配は、その芽をも摘んでしまいかねません。

子供は子供の人生、親は親の人生を割り切る力が今こそ親に求められていると思います。
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子供がどの心の悩みを持っているか認識すること

不登校には原因が必ずあります。

子供は何もサボりたくてサボっているわけではありません(これは強く認識しておいてください!)

原因とはいじめや友達関係のトラブル、人とうまくやることができないなど多いと思いますが、これはきっかけです。

例えば、その経験をした人は、人に心が許せなくなります。

社会不安障害、対人恐怖症や社会恐怖症になってしまいます。

そうなると、もう自分の努力では不可能なくらい、身動きが取れなくなってしまうのです。

そうなると学校に行きたくてもいけなくなります。

それでも無理やり通っていると(親が通わせていますと)、体に不調をきたし、吐き気やめまい、頭痛、胃腸への被害となってあらわれます。

それでも無理やり通っているとついには暴発して、完全にドロップアウトしてしまうのです。

このような子供に「意気地がない、みんな嫌々ながら行っているんだ」などといっても、無理です。

ますます子供は追い詰められていってしまいます。

本当は通いたい、でもできない自分を子供が一番良くわかっているのです。

だから、追い詰めるとますます自信を喪失して、一生社会不適合者になるでしょう。

しかし、子供は意外な事に、自分が何故学校が無理なのか、はっきりと分かっていません。

そしてそうしていったらいいかも全く想像がつかないのです。

いわば無知で、混乱している頭です。

その混乱をおさめて、自らの足で立たせて歩ませるようにさせるには、子供が何故そうなったのか、いまどうなっているのか、どんな症状があるのか、これが続くとどうなってしまうのか、はっきり認識させる必要があります。

子供は自分だけがなっていると思っています。

でも、同じ境遇の子供は山ほどたくさんいます。

そういう同じ症状の子供がいるということ、そして子供はどんな神経症(精神病ではありません。念のため)にかかっているのか、自らが自覚させることです。

学校に行きたくてもいけないのは、こういう理由があるし、みんな似たような子供はいるんだよ、とわかると、頭の混乱はおさまると思います。

しかし自然に時間が解決してくれるものではありません。

この症状があるばっかりに、これからどんな苦難が待っているのか、やりたいこともできなくなり、他の人ができている楽しみを味わえない恐怖を子供が知ってくれると、はじめて「何とかしたい!」と思うかもしれません。

それが主体的に自分の悩みと症状に取り組むことになります。

そこではじめて岩波先生のようなカリスマ・コンサルタントの登場となりますし、それ以外、いくら実力があっても何の意味ももちません。

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不登校・ひきこもり克服プログラム終了!?

このブログを書いておいて、たくさんの反響をもらいました。

その中で、岩波先生にむりやり嫌がる子供を連れていけばなんとかなると思ってしまって、親御さんが子供の同意を得ないまま予約をとっているケースが多いと聞きました。

先生は必ず「本人のやりたい意志がなければ予約は取れない」と言っているそうですが、嘘をついて(また連れていきさえすればなんとかなる)と思って、当日先生と会い、結局先生に返される自体が多いそうです。

その親の一方的な考えが、子供の反発につながるわけで、そんなことをしても問題の根を深くするだけです。

でも、その責任はブログをアップしてきた私にもあります。

そのせいかどうかわかりませんが、不登校克服プログラムは、現在の岩波先生の心理・脳内プログラムのシステムの中で、なかなか潤滑に進めにくくなっているとのことです。

つまり、不登校や引きこもっている子供は、まだまだその世界でいたいわけで、無理矢理外の世界に連れていくと反発するのは当たり前です。

これは親にかぎらず周りから見ても、それは子供の将来には決してなりません。

でも、そこで岩波先生のようなカリスマコンサルタントのところであっても、無理矢理連れていけば、安住の地を破壊することになります。

だから通いたくないと駄々をこねてしまいます。

そうなると、岩波先生も迷惑ですし、親子関係に亀裂がはいるので、どちらも幸せになりません。

子供が主体的に現状を変えたいと思わない限り、無理矢理では子供の心は変わりません。

岩波先生のプログラムは、主体性がとても大事です。

いくら先生が凄腕とはいえ、受ける人の協力が必要です(これはすべてのことに言えますが)。

子供がやる気にならない限り、心は変わりません。

もし先生のところが合宿形式ならば、預けるということもできるでしょうが、通い形式です。

子供が反発している家庭環境で、岩波先生のプログラムを受けるべきではないと思っています。

そのかわり、親が変わることで間接的に子供が変わるプログラムがあります。

それは親支援プログラムです。

自分は何にも悪くない、悪いのは潰れた子供だと思っている人は受ける意味がないですが、自分の責任もあるし、自分の悩みや抱えているものがあるがゆえに子供が潰れてしまった、と思われている人ならオススメです。

親支援プログラムを受けている間に子供が通いたいと思うならば、参加できるそうです。

不登校・ひきこもり克服プログラムは、そういうわけで、制限をかけているそうです。

近々、自ら受ける意志を持つ子供以外、プログラムを終了すると言っています。

人間の心は、たとえ評判の高い先生のところであっても、無理矢理連れて行って、何の主体性もない人が変わってくれるほど単純ではありません。

また洗脳でもありません。

ほんとうに厄介なものです、人の心は。

親御さんが焦る気持は私も痛いほどわかります。

でも、無理矢理だけは良くないと思います。

では、子供が自ら受けるようになるためにはどうしたらいいのでしょうか?

次のブログに書いて行きたいと思います。

これもとてもむずかしい問題です。

正解はありません。
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岩波先生の心理・脳内プログラム近況・・・・

私もたまに更新するぐらいですが、それでもブログを持つ身として、書いておきたいことがあります。

最近、息子や親である私のメンタル面、家庭での問題を解決してくれた恩人岩波先生と電話で話す機会がありました。

相変わらずお元気な方です。それでいて超一流の独自の技術を作り上げていて、今もどんどんその技術を進化させているそうです。

私たちがお世話になった時よりも、はるかに万人向けに進化していて、今通っている人は、すごく効率がよくなっているとのこと。

当時でさえ、人にマネできない領域に踏み込んでいたというのに、まだまだ先に進んでいるなんてすごいと思いました。

私や息子の近況報告などもしましたが、以前よりも予約が殺到しているそうです。

日本全国隅々まで来ていたお客さんも、今はワールドワイドから来られているとのことです。

世界を探しても、岩波先生のような達人、鬼才はいないでしょうから、それも当然でしょうね。

そろそろ岩波先生は、先生の行っている心理・脳内プログラムやセミナーで人数制限をするらしいです。(もうしているみたい)

特に不登校で子供が受けるプログラムは、制限がかかってしまうとのこと。

まあ、子供本人が通う気になって、やる気にならないといけないのですし、親だけがやる気になっていても難しい問題です。

子供は本当はぎりぎりに追いつめられているのに、まだまだ逃げ場があるため、絶対的な危機感を持たない、そういう危機感を持つくらいなら、逃避し続けた方が絶対にいいと思ってしまいます。

家や部屋に閉じこもってゲームや漫画、ネット三昧なら、幸せなんでしょう。

でも、不安が待っている未来を子供は直視したくないです。大人だってそうですから。

話が脱線してしまいましたが、そういう子供向けのプログラムを縮小しているので、これからはますます初回予約が難しくなりそうですね。

そのかわり親自身のメンタルケアや根本からの子供の病理解決への支援プログラムは従来通りやるとのことでした。

先ほど話が脱線しましたが、脱線ついでに、書いておこうと思います。

子供は逃避する場所があると徹底的に逃げ込みます。

その逃げ場所を壊そうと親は子供のためを思ってしてしまうけれど、それが正しいのか悪いのか、神のみぞ知るなんです。

親子関係を悪化させてしまうのも、子供がわかってくれるというのも、すべて親の器量次第になると思います。

子供は親の都合で勝手にその思考を押しつけてくることに、不安と抵抗感を示します。

小細工を使ってくる親を徹底的に軽蔑します。

だから、私たち親も自分のメンタル面での弱点を克服して、器量のある親になる、視野の狭い親にならないことを肝に銘じていくべきだと思います。

最後の最後親子関係なんて感情一つで良くも悪くもどちらにも転びます。

そこに小細工の知恵なんて全く邪魔になってきました。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

親の性格・性質と子供のメンタルヘルスへの悪影響

子供のメンタルヘルスが崩壊してしまった場合、親はとっても視野が狭くなって、子供だけの問題として処理しようとしてしまいます。

これは私たちがやってしまったことです。不登校や引きこもりはそれでは解決が遠のきます。

ますます子供の心にトラウマを与えるだけかも。

大いに反省していますが、子供だけの問題、あるいは学校の問題として片づけようとすると(責任転嫁)、肝心な問題解決の本質まで見落としてしまいがちになります。

不登校や引きこもりになって自信を無くしてしまった子供だけに変化を強いると、大きな歪みがあとから家族に降りかかるかもしれません(その手の怖い話はニュースやドキュメンタリーで嫌と言うほど眼にします)。

前回のブログで子供の無意識の抑圧の話を書きました。

でも、子供が無意識に抑圧をため込み続けてしまったのは、親の責任もあるかもしれません。

のびのび成長できなかった子供、厳格に育てられた子供ほど抑圧を溜めやすいそうです。

うつ病になる人は、そのほとんどが子供時代や思春期にのびのびとできなかった人だそうです。

親の教育だけじゃなく、実は親の性格そのものも、子供の性格形成に大きな影響を与えるのはいうまでもないでしょう。私たちが両親にどれだけ影響を受けて育ったか考えるといいと思います。

子供が不登校になったり、神経症になったり、うつ病になることを喜ぶ親なんていません!

でも、知らず知らず子供のメンタルヘルスに悪影響を与えてしまったとしたら、子供だけの問題として片づけようとすること自体、ナンセンスでした。

私の性格やしつけ、コミュニケーションが、子供の心が折れやすくしてしまった下地を作ってしまっていたのです。

子供が不登校になった時、私はかなり混乱して、そうなると視野がすごく狭くなって、目の前のことだけを解決しようとしてしまいました。

子供がダメなら、私が親の責任としてダメにならないように救ってあげる、という直接的な手段です。

子供がダメになったのは、考え直してみると私たち親(家族)の影響が確かにありました。

直接的な原因じゃなかったにしても、悩みの原因となっていたことがわかりました(その上で集団生活でのトラブルが決定打です)。

欠点のない親なんていません。みんなどこかで足りないものです。

でも、親が変わろうとしないで、子供だけに変わるように要求したり、強くなれなんて強いると、子供は反発するかますます抑圧を溜めていくだけだと思います。

子供にも後ろめたさがあります。通わなくちゃ行けないのに学校に行けないという後ろめたさです。

その上で、もろくなっている子供の心に負担をかけると、心が病んでしまいます。

こういうケースは非常に多いみたいです。

だから、親が変わる(性格、コミュニケーション、しつけ、愛情表現、叱り方)という変化を子供に見せないと、子供は孤立無援で、家族の中にも味方がいないと感じてしまうのです。

孤独は人間の心を蝕んでいって、ますますメンタルヘルスがもろくなります。

特に感じやすい子供なら一層崩れやすいでしょう。

だから、不登校や引きこもりの問題は、子供だけの責任にするのではなく、親自身が今までの自分と変わる姿勢を見せないと解決は難しいと思います。

実際、私はずっと袋小路で足掻いていただけでした。

何をやっても何にも解決できなかったのは、実は親である私の責任だったと気づきました。

子供が不登校や心の悩みを解決したプログラムを通し、私も変わる努力をしました(私たちの先生の話がここに掲載されています)。

そうすると親子関係も本当の意味で密接になっていったと思います。

子供だけに変化を求めて結果が出ずにやきもきするならば、親が変化をしていく努力をした方が、必ずいい結果が出ます!
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テーマ : 神経症的不登校脱却戦争
ジャンル : 心と身体

なぜ不登校はすぐ解決しないのか 子供は我慢を重ねて不登校になっています

いきなり不登校に子供がなってしまった親御さんも多いと思います。

あれだけ成績もよかったのになんで・・・・

普通に学校に行けていたのにどうしていきなり・・・・

実はこれは私たち親にとっては寝耳に水な話ですが、子供本人にとっては、我慢に我慢を重ねて学校に行っていたけれど、ついに限界が来てしまったという話に過ぎません。

不登校克服が難しい問題なのは、不登校になった初期段階に、上述のように我慢と忍耐と必死の努力の末持ちこたえていた子供に対して、いきなり不登校になったからと言って、子供の努力を無視して、子供の気持ちもわかってやらないで、学校に行け! と言ってしまうことにあるとわかりました。

私たち夫婦も子供に対してそうやって接してしまった時期がありましたが、息子にとっては、努力と我慢を重ねた結果なってしまったことなんですね。

それを踏みにじって、子供の心をわかってやらずに、こっちがヒステリーを起こしていたわけです。

だから子供と親は不登校の問題によって心が離れていってしまいます。

ただでさえ、今までも子供に無理をさせて、子供はその期待に応えようとしてボロボロになるまで頑張っていたかもしれません。

それに気づいた時(恥ずかしい話、専門家の先生によって気づかされました)、はじめて子供がずっと努力してきたことに心底から気づくことができました。

子供が「自分の心をわかってくれない」と思う親は、そういうケースが多いと経験上感じています。

不登校にはいきなりません。病気ではありませんから。

ずっと見えないところで進行していて、ただ親から見たらわからなかっただけでした。

親は案外子供の心を踏みにじっているかもしれません。

それに気づいた時、不登校の子供と親の心の交流が再び始まるんだと思いますし、そう体験しました。

だから、親子関係に溝ができていると感じた時、どうあがいても家族内だけでの解決は難しいことと言えるかもしれませんね。

初期段階に一番解決に向かうのが理想です。溝が生まれたら、さらに大きくなるばかりです。

時間ってそれくらい恐ろしいものでした。

第三者や専門家に相談することで、やっと見えるものが必ずあります。

一人だけで子供も親も悩まないで、不登校の原因を追及していけば必ず子供も立ち直れます。

親子の溝も埋まりますよ!

子供は一人で耐えている時、不登校になってから苦しんでいる時、また周囲が気持をわかってやれない時など常に無意識に釣らさ、苦しさ、やるせなさを抑圧しています。
こちらのコラムを読めば参考になると思います。娘さんが不登校になり、さらなる無意識の抑圧から内面へ暴走して自傷行為や摂食障害になった例です。
不登校と無意識 潜在意識からの解決が不登校克服を導く
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テーマ : 心と身体のケアを大切に!
ジャンル : 心と身体

子供の不登校克服方法 人生の道しるべとなる先生の存在

不登校になる年代は10代がほとんどです(20代であるとすれば大学生、あるいは専門学校生)

これは多感な時期の問題なだけに、とても重大ですが、逆に言えば、まだまだ10代です。

いくらでも巻き返しが聞きましたから、あんまり子供、家族ともに焦らないでください。

多感な時期と書きましたが、そういうときに、人生の道しるべに出会えたら、ものすごく大きな財産になると思います。

私たちの子供もやっぱり岩波先生という、ちょっと風変わりですが、人生をたくましく切り開いて、独自の道を「俺は俺だ!」という信念で生き抜いている人と出会ってから変わることができました。

そういう存在は、どんな教科書や本をかき集めたところで絶対にかないっこない生きた教材になってくれました。

残念ながら、私たち親では(ある面において)力量不足だったわけですが、人生に必要なものを教えてくれました。

それって、一言で言えば生き様が大切だということです。

生き様を見失っている人が多い現代社会で、信念や覚悟を持って生きている人は非常に少ないと思います。

お世話になったスクールカウンセラーやいろいろな先生といわれる人たちは、とてもすばらしい人が多い中で、生き様をちゃんと持っていたかと言われると、なかなかいませんでした。

私たちも生き様を持っていなかったことに気づかされました。

日々の目の前の問題にばっかり振り回されていました。

そんな中、人生のテーマを強烈に持っている岩波先生の存在は、子供に決定的な影響を与えてくれたように思います。

不登校を解決する、解決しないという目先の問題じゃない、もっと先になる重要な何か。

その必要性に心の底から気づいてから、私たちの子供は急激にたくましさ、したたかさ、希望が出てきました。

そうなると、別に無理矢理部屋や家から引っ張り出さずとも、ひきこもり脱出を本人の主体的石で成し遂げてくれました。

これが一番の自然な引きこもり解決法でしたし、無理矢理はどこかでいびつな形となって降りかかってくるものだと思いました。

暗礁だらけの海を進む難破船(不登校、引きこもり時の子供)という表現をどなたかが書いてありました(結構気に入っていて、まさにその通りです)が、そういうときに道標となる存在は、とっても頼もしいものです。

本当は親自身がどの道標にならなくてはいけないのですが、親は親でまた別の道標になればいいんです。

まずは暗礁から脱出できる光を見つけることが、不登校・引きこもり解決方法だと思いました。
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不登校・神経症問題に役立つサイト おすすめサイト

ひきこもり問題、不登校問題、神経症問題に関する相互リンク集です。どれも参考になるので、のぞいてみて下さい
(相互リンクを希望の方はお気軽にメールください)マ~ムへのメール
リンクは自由に貼ってください

一部リンク切れがありましたので、新しく更新しました。新しいサイトやブログもあります。





お世話になったカリスマ専門家 岩波先生がやられている不登校克服プログラム・神経症克服プログラム

岩波先生のサイトはこちら。心理プログラムや特別プログラム、脳内変革プログラム、メンタル強化プログラムとあります。私たちは不登校克服プログラムと神経症克服プログラムを受けました。


不登校に関するジャーナリストと岩波先生の対談

先生のプログラムについてのジャーナリストとの対談が掲載されています。

アメ子の海外不登校体験記

海外から日本への転校という環境の激変で子供が自信喪失、不登校になってしまったアメ子さんの体験です。
環境激変に適応できず落ち込む子供は非常に多いみたいですね

ひきこもりと家庭崩壊危機と克服体験

子供のひきこもりが引き起こす家族の修羅場が書かれてあります。
岩波先生(私たちと同じセラピスト)によって克服できたそうです

不登校の脱出記及び漂流記

僕の不登校で時間を無駄にした漂流記と脱出できた喜びの体験記を書いてあります
ぜひお越しください(アベルさんからのメッセージ)

肉親から見た不登校・ひきこもり・自傷行為の問題、そして神経症

最初に長男を神経症による不登校と引きこもりで苦労され、
次に長女がリストカットなどの自傷行為に走るようになってしまった一家の記録です。
でも無事に両人とも先生のもとで回復できて、今は幸せでいらっしゃいます

最後にたどり着いた不登校/ひきこもり克服プログラム

いろんな不登校支援施設に通ってもまったく結果が出なかったご家族の話。
ホームページを作る上でとても参考にしました。
これも私たちと同じ先生(岩波先生)のことも少し書かれてあります。
海外留学やフリースクール、様々な体験をしています。

不登校・ひきこもり克服へ 保護者の集い
昔に不登校やひきこもりの子供を抱えた人たちが集い、ホームページを作成しています。
克服できるのには理由がある、そんな強い希望がもてるようなページづくりをしました。
(保護者の集い ショウザンさんからのメッセージ)

不登校マザー気狂いぴえろ ~息子のひきこもりと私のノイローゼ脱出記~

息子のひきこもり問題で自分が欝病とパニック障害になってしまいました。
子供の問題はそのまま親の心の病気につながりますね。
私は治ることができました。みなさんも心と体に気をつけてください(まざーぴえろさんからのメッセージ)

超一流へ セラピスト虎の穴

岩波先生の心理脳内プログラム、カウンセラースクールを経験した方のサイト
先生の能力の高さなど書かれてあります
まず心や脳に訴えかける脳力やテクニックにおいて、岩波先生はずば抜けています
コミュニケーション脳力も抜群です
そういうすごさを書かれてあります


お世話になった先生のプログラム関連リンク




不登校から立ち直っている子供はたくさんいます!
いまは真っ暗闇でも、いずれ朝陽はさしこみます!
いまは耐えどき、勝負どきです!
そして、必ず勝利を勝ち取れます!
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親のルーツ分析と整理作業 不登校克服プログラム(岩波先生)より

親が変わる必要もあると、前回のブログに書いたと思います。

でも、私たち親のどこに子供が不登校・引きこもりになる要素があったのか、見当がつかない人やはっきりと掴めない人がいると思います。

不登校・引きこもりは、子供本人の問題と片づけるには、実は根っこが深いです!

家族の問題、つまり、私たち親の問題として捉えた方が早かったです。

岩波先生のプログラム(こちらが参考になりました)では、みんなではないかもしれませんが、悩みの原因となったルーツ分析・整理作業というのをやります。

これは通っている本人がやるものだそうで、不登校の場合、子供が自らルーツ分析をしようとはなかなかないようですが、この作業は親がやる必要があると思います。

親本人が悩んでいなくても、かりに問題を抱えていなくても、子供が不登校にならざるを得なかったしつけや教育ががあったのではないか、親子関係はどうだったのか、分析することで、私は子供の不登校脱却に大きな成果を上げられたと思います。

自分をできれば子供の頃から見つめ直して下さい。

親にどういう思想のもと育てられたのか? 対人関係はどうだったのか? 人と距離をとるタイプだったのか? 何でも事務的に対応してしまっていたのだろうか? エゴを充たして生きてきたのか? それとも我慢して生きてきたのか? 自分の教育方針はどこで培われたのか? 親はどういう人で私たちに接してくれたのか? 感情的に接することが逃げてだったのかどうか?

いくらでも分析することがあります。

それを整理していくことをルーツ分析・整理作業といいます。

できれば子供も自分を見つめ直すことが必要でしょうが、まずは親がやったほうが示しがつきます。

不登校になるための親側の原因(言っておきますが、親が悪いという意味で「問題」ではありません)を整理できてくると、「ああ、私は子供に知らず知らずこう接してきたんだ、それは私の親がそういう人だったから影響を受けてきたんだ」などわかってきました。

誰でも子育ては経験がないものです。

経験値としてもっているのは、自分の親の育て方です。

極端な例を挙げますが、虐待を受けて成長した親は、自分の子供を虐待してしまう(100%ではありません)そうです。

そこまで行かなくても、親が根性絶対主義だと、その子供も根性絶対主義で固定観念に凝り固まった教育をその子供にしやすいということがあるかもしれません。

私は岩波先生のプログラムに通っている時、ルーツ分析・整理作業をはじめました。

そしてたくさんのことに気づかされました。

そして私の子育てが子供の心をもろくしていたことも悟ることができました。

もちろん、子供は子供の方で学校で問題を抱えていたわけですが、同じ問題をかけていた子供が、私たちと同じような不登校・引きこもりになるわけではありません。

その要素は家庭、親にもあるかもしれないわけです。

そこをあぶり出していく作業はとても有効でした。

岩波先生からも貴重なアドバイスをもらい進めていき、その成果が親子関係がしっくりいって、子供が他チオなることにつながる大きなきっかけになったことは事実です。

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ジャンル : 心と身体

不登校の子供を持つ親のサークルに久しぶりに参加しました

以前、私が参加していた不登校の子供を持つ親のサークルに参加しました。
不登校解決から二度目になります。

かなり久しぶりのことでした。
まったくメンバーが替わっていましたが、以前の参加者で子供が不登校から立ち直ったということで、ゲストに呼ばれました。

親しくしていたサークル仲間だった方の紹介です。

現在参加されているメンバーは、現在進行形で不登校もしくは引きこもり、ニートの子どもたちを抱えている親御さんたちです。

みなストレスと不安とこの先の子供の未来、そして自分たちの不幸に、顔が曇っていましたが、私が不登校児の経験、脱出した方法、親子関係の再構築などを話すと、とたんに目が輝き出しました。

最初は気が進まなかったのですが、やっぱり行って良かったです。

そこのサークルには関係ないことなので、今回は岩波先生の不登校克服プログラムについてはほとんど触れませんでしたが、親子関係がどうなっていけば、子供は再び自分の足で歩き始められるかをメインに話しました。

あとは、不登校問題真っ最中の泥沼も。

涙する親御さんも多く、逆の立場だったら私も泣いていたかもしれません。

私を再びサークルに連れて行ってくれた友人も、実は岩波先生のプログラムを子供と一緒に受けて(私の紹介です)いました。

その友人のお子さんもいまではうらやむほどの学校で勉強しています。

その方も私も一致して言っていたことは、子供の不登校は、子供だけの問題ではなく、私たち親の問題だということです。

私たち親が変われば、子供も変わってくれると言うことです。

いきなり長い間の子育ての固定観念を変えることはとても勇気がいるし、動機がないとまず変えようなんて気が起こりませんよね。

だから、子供の心がマイナス方向に行った時こそ、チャンスです。

もし気づかず、30代、40代で子供が社会からドロップアウトしてからだと、なかなか難しいです。
(実際、一番のひきこもりの多い世代は30代だとか)

学生時代なら、子供はいくらでも挽回ができます。

これは間違いありません!

いま子供が落ち込んでいるからと行って、一生そのままではないのです。

そのためには私たちが自分を見つめ直すチャンスです!

そのためのいいきっかけです。

ちょっとした私たちの変化で、子供は敏感に感ずいて、親子関係が良好になったりします。

今現在親子関係が良好で不登校になっているケースでも、どこかで生じている乖離や齟齬も修正できます。

これは母親だけではなく父親も同じことです。

不登校問題は、過程を体と例えますと、どこかを悪くしている、病気の原因があるってことです。

子供だけの問題ではないのです。

かりに家族関係なしに、学校でいじめがあったとしても、それでもたくましく学校に通っている子供がいます。

その一方で、いじめまでいかなくても、ちょっと嫌なことがあっただけで不登校になる子供もいます。

その違いは、やっぱり家庭や親子関係の部分に原因があるのかもしれませんよね。

過保護に育てすぎたとか、厳しくしつけてアメの部分を渡さなかったとか、愛情不足だったとか、親子関係のコミュニケーションが不足していたとか、親が良かれと思ってやったことが子供の負担になっていたとか、あまりに根性主義で行ってしまったとか、たくさんあると思います。

次回は私たち親がやったほうがいいことについて書いていきたいですね。

私も実際、岩波先生のもとでそれをやり、それが親子関係にフィードバックされ大きな効果をあげましたから。
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愛子様の不登校問題について

最近、愛子様の学習院初等科への不登校問題でニュースでよく拝見します。

ここまで不登校の問題は来てしまったかと思いました。

逆に不登校や子供の心のトラブルで出口が見えない状況の人たちにとって心強くなる出来事だと思います。

誰だって学校に行きたくない時だってあるし、嫌な人間がいるってことです。

まだまだ愛子様は初等科なので、思春期に起こるような不登校の問題とは全く違っていると思いますが、誰だってそうなってしまうんだということは大きな勇気づけられることだと思いました。

学校に行かないことが大きな挫折のように思って、イライラしたり不安に駆られる親御さんも多いでしょう。

でも、愛子様だって誰だってなるんです!

もっともっと冷静に対処しましょう!

第三者の眼(専門家を含む)が子供の心の問題解決には必要だと書きましたが、誰だってなりうる問題だとわかるだけでも冷静さ、客観性をもてるんじゃないでしょうか?

少なくとも、私たちが不登校や心の問題で出口が見えずもがいていた時にこのニュースを聞いたら、とっても心強く感じられたと思います。

当時、不登校=絶対悪とまではいかなくても、少なくともいけないこと、恥ずかしいこと、甘えだととらえていました。

でも、そうじゃないんです。

今はそう気づいていますが、当時はノイローゼになるくらい思い詰めていました。

それが子供の心や居場所をますます追いつめていたから、自力や家族内だけじゃ解決できなかったのも無理はなかったです。

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親の心と子供の心の乖離 第三者だから解決できることもある

不登校の問題、子供の神経症の問題で一番の苦労は、私たち親から見ると、子供の心が見えなくなってしまうことですね。

知らず知らず子供の心を傷つけたり、無視したりしていたことが後からわかると、どんなに気をつけていても難しいものだなと思います。

これはある程度は私たち親の方で注意深く守っていれば防げるところもありますが、限界があります。

「親の心子知らず」状態になることもあります。

愛情と親切心が子供を追いつめて意固地にさせてしまうこともあります。

子供だから何でもわかってあげたいという気持が仇になりもしました。

もっともっと親側としては何とかしたい、してやりたいという気持が焦りをうんで、親子共々精神的地獄に陥るのを見聞きするとやるせないです。

でも、根本で、親と子供は別人です。

目に入れても痛くないけれど、別人格です。

まだ双生児の方が親子よりも近そうですし。

不登校や子供の神経症の問題は、親が解決してやろうとすると墓穴を掘ります。

これは私の経験で痛いほどわかりました。

親だからこそできないこともあります。

そして他人・第三者だからこそ、子供とサポートできるということも。

親だから言えることがあるけれど、親だからこそ言えないことの方がもっと多いとわかりました。

袋小路で出口が見えなくなっている人は、自分自身のガス抜きの上でも、第三者、できれば高度な専門家に相談するのが一番だと思います。
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親子・夫婦で岩波先生心理療法に参加されている方へ

親子やご夫婦で岩波先生の不登校やいろいろな神経症をはじめとする克服プログラムに参加されている人たちも多いと思います。

当事者本人のやる気は最低限必要ですが、それを見守る人(私もその一人でした)も協力できるところは協力した方がいいと思います。

本人の問題ですが、もし家庭環境、夫婦間の問題による子供へのストレスがあったら、そこは親として、または夫婦として改善していかないといけないところです。

まあ、この問題はのちのち書いていきたいと思ってます。こればかりは周りの環境にも原因があると気づかないと始まりませんから、一朝一夕に改善できる問題ではないでしょうし。

そこで、手早く当事者に協力できる方法を書いていきたいですね。

呼吸法の記事http://hogoshanotsudoi.blog99.fc2.com/blog-entry-12.html
でも書きましたが、体の緩みは、本人の潜在意識下にある問題解決のために必要になります。

同じ時期に通っている方の肩、首を触らせてもらったことがありますが、うちの息子がそれこそ鉄板状態だったのに(若いというのに……)、その方は悩んでいない子供のような柔らかさでした。

お話を伺うと、やっぱり比例して症状もかなり楽になっていると言っていました。

体が緩めば悩みも減るのか、悩みが減るから体が緩まるのか、おそらく相乗効果かもしれませんが、体が鉄板だとリラックスもできない、つまりストレスばっかりためて、受け流せなくなっている証拠みたいです。

だからますます堅くなってしまうという悪循環があると先生から言われました。

克服プログラムの効果を上げるために体の緩みをつくると同時に、日々のストレスから身を守るためにもそれは必要だと思いました。

前置きはここまでにしておきますね。

本人に協力できる一番のポイントは、マッサージですね。

岩波先生から体を緩ませるマッサージの仕方(先生が独自に開発研究したとのことです)を教わって、毎日本人の体を緩ませて下さい。

お風呂上がりにやるとこちらも楽です(笑)

肩や首、背中がポイントです。

マッサージではなく、炭で暖めてほぐす方法もあります。

もし眼や表情が緊張する人なら、眼のツボとかおでこをマッサージするといいと思います。

私も岩波先生ほどうまくできませんが、よくマッサージをしていました。

あとは本人の呼吸法とあわせていけば、鉄板だった固さもかなりほぐれてきますから。

それに私自身、子供の問題でかなり体が硬直して生きてきましたから、気づいてからはよく自分一人で体をゆるめていました。体も楽になれば心もホッとできるものです。

あとは適度な運動をおすすめします。

体を動かすことはストレスで身動きが取れなくなるよりもよっぽど健康的です。

いつのまにか頭も心もすっきりできますし。

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呼吸法のススメ(岩波先生の心理プログラムで行う呼吸法)

私自身当事者ではありませんが、岩波先生の心理プログラム(不登校克服プログラム)で、呼吸法を息子はやっていました。

息子も呼吸法をやっていき(最初はそれほどしていませんでしたが、急に目覚めたのか、たくさんの時間を費やしていました)、呼吸法の成果が上がる毎に、精神的なコンディションもあがっていきました。

初回の岩波先生の説明の時に、呼吸法についての効果や効能、それがどう次につながるのか説明してもらいましたが、ここまで人の精神状態に影響を与える(それもいい形で!)ことに無知な私は驚きました。

そういえば、古来より呼吸法が存在してますし、テレビやネットでも呼吸法の必要性が書いてあります。

とはいえ、あそこまで人の精神にいい影響を与える手段になりうるなんて、寝耳に水です。

不登校のプログラムでも、他の心理プログラム(神経症やあがり症など)と同じように、岩波先生から呼吸をやってくるように言われます。

何故やるかと言いますと、呼吸法によって作り込んだある精神状態(意識の変容状態と言っている人がいます)をより先生に高めてもらって、脳に条件付けていきます。

それによって被暗示性を高め、また体の緩みを作り出し、暗示に反応、浸透させるようにするそうです。

本当にできるかできないかは、実際に体験した人の岩波先生の評価の高さから想像が付くと思います。

実際息子も呼吸法を本腰を入れてやり始めてから、精神状態に変化の兆しが見えました。

鉄の板のように堅かった体も、驚くぐらい柔らかくなっていました。

へー、呼吸って凄いんだ! と素人の私は衝撃を受けたのを覚えてます。

悩むと体がかたまり、思考の柔軟性が奪われ、精神状態が袋小路に入ってしまうので、体に柔らかさが必要です。

子供の頑なな閉ざした心も不思議と体の柔らかさと比例して、ときほぐれていきました。

あと呼吸の効能の一つに、私のような当事者ではないけれど、当事者以上に悩める立場の人間にとっても、ストレスに強くなるツールになりました。

息子から教えてもらったり、岩波先生と話す機会があった時に教えてもらったり、たまたま通っている方からの体験を聞いて、自分なりにやってみました。

呼吸法による意識の変容する状態を私も味わえたのです!

なるほど、この状態を更に深めていけば、暗示に反応して、心の問題を解決できる!

納得できました!

とっても重要なことなんですねー、呼吸って。

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親は不登校の子供への対応はどうすべき?

親としては、子供が不登校になった場合、学力に関しての心配がまずあると思います。

他にも社会から取り残されるとか、将来大きなハンデを背負うことになることとか、心理面での心配もありますよね

学力に関してですが、学歴はやっぱり必要なところもあります。

学歴は絶対的ではないですが、不登校を経験しても、いくらでも学歴、学力的に巻き返しがきくものですよ。

いまは様々なルートで大学に行けます。

通信制高校や大検受験などありますので、昔に比べると、不登校の子供でも巻き返しがきくような社会になってきていると思います。

不登校=社会からのドロップアウトだという強迫観念を持ちすぎると、子供へのプレッシャーと自身へのストレスになるだけです。

最低限、学校に行かなくても、勉強だけはさせておいた方が後々いいと思います。

後年、もっと勉強していればよかったなんて、思わない人はいないくらいですから。

子供の逃げ癖がついてしまうと、社会に出て揉まれたらすぐ仕事を辞める悪循環になってしまうので、学校に行かないのはしょうがないとしても、最低限の学力向上を目指した方がいいと思います。

私の経験でも、息子がやる気になってくれたおかげで、遠回りがあっても、志望大学にはいることができました。

大学入学は絶対的なことではありませんが、大学に限らず、子供がやりたいと思ったことが実現することで、お金では買えない自信を得ることができます。

上から強制的に勉強させるのではなく、子供の自主性を育む方向性の方が良かった気がします。

勉強する意味がわからなくなっている人間に、強制的に勉強させるのは逆効果!

学校に行く理由が見いだせない人間にも同じことです。

あと、絶対「心のケア」は必要です!

心のケアさえできれば、つまり土台がある程度固まってはじめて、子供は前向きになれます。

これを無視してしまうと、泥沼の不登校→ひきこもり→家庭内暴力という悪循環になりやすいです。

私の経験を是非役立たせて下さいね!
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ジャンル : 心と身体

二年半ぶりの再開です

マ~ムです

ずっとほったらけにしていたブログをまた更新してみようかしらなんて思い立ったのです

ちゃんとIDもパスワードも生きていたので一安心!

もともとホームページからブログに記事を移植しただけだったので、ブログを更新するという気はなかったけど、せっかくブログをもっているんだからってことで

まずは現状の報告! 

私は大きな病気も精神的なダウンもなく、元気に健康的に暮らしています

で、肝心の息子は?

大検の資格を取り、希望する大学に入学できました。はじめて人生が思い通りにいった経験かもしれません。

大学受験で道を踏み外すお子さんもたくさんいる中で、本当に胸をなで下ろしました。

息子も自信を得てくれたようです。大学時代、彼女もちゃっかりつくっていたようで、そちらの面でも安心しました

その後、ヨーロッパに絵の勉強しに行って、日本では学べない様々なことを経験して帰ってきました。

そしてデザイン系の会社に勤めてます。会社といっても自由な雰囲気だから、仕事も楽しそうです。

会社でうつ病になる人が多いのに、めぐまれていると思います。

最低限人並みのことができるようになりましたが、本人は満足していない様子

失った時間があると言ってますし、これからも取り戻していくのかしら

現状を満足したら成長できませんものね、あと落ちていくだけしかないし

影ながら応援したいです

もう私が全面的にサポートする時期は過ぎてますし、本人も一人でやってくれるでしょ!

そんだけのことを不登校や家庭内の問題を通して成長できたと思います。月並みな言い方かな?

あきらめたらだめ! ほんとうにあきらめなくてよかったです!

MONSTERはいなくなりました

苦しい時、つらい時、悲しい時、いまあなたが仮にそうでも、諦めなくちゃきっといい風が吹いてきますよ!

ブログに命をかけている主婦のようなブログ更新はできませんが、私の体験を通して学んだこと、感じたこと、今思っていることなんか書いていきたいな

テーマ : 子育て・教育
ジャンル : 学校・教育

不登校やひきこもりの子供を抱える親のサークルにて

子供の不登校【神経症的な要因によるもの】やひきこもりで悩む親は例外なく孤独だと思います。
インターネットがあってどんなに助かったでしょうか。

私は相談する相手が欲しくて、ひきこもりの情報交換のサークルに参加していた。
どの方も困っていた。
誰もが神経が張りつめていて、私のことを忘れても痛々しかった。
見えない出口を探し求めている人ばかり。必死な思いには心がうたれた。
でも誰にも光は見えなかった。
ただ同じ悩みを抱える親が集まっているという安心感があっただけだった。
心のはけ口としてはとても重要な集まりだったけれど、解決にはほど遠かった。

人間は忘れやすい生き物かしら。
息子がひきこもりから脱却できたため、ずっと参加していなかった。
する理由もなくなっていたというのが正直なところ
フリースクールに通わせても、おもいきって海外留学をさせても、専門家の人に相談してもダメだったとみんな嘆いていたのを思い起こした。
私もかつてそうだった。
どんなに子供に苦しめられてきただろう。
親がどんなに頑張っても、息子の心には届かなかったあの苦しみ
こればっかりは親にしかわからない気持ち。しかも同じ不登校とか引きこもりの問題を経験した人じゃないとわからない。
情報交換のサークルに参加していたなら、いい情報ならどんどん交換するべき
私だけが幸せになっても駄目だ!
ある時思い立って、参加してみました。
かつての私がそのサークルにはたくさんいました。

結果報告のために、また義務感を持って教室に入ってみた。
息子と私の体験談をいい、私たちが解決した不登校/ひきこもり克服のプログラムを教えた。
そのときのみなの眼の光がキラリと光った瞬間を今も忘れられない。
そう、私もずっとそんな情報を探し求めていたんだ
みな興味を持ったようで、そこの連絡先を教えた。
その後、私に感謝するメールや電話がたくさん来た。
あらためて、岩波先生の威力や効果を思い知ったけれど、みんなとっても喜んでいたし、涙を流していた人も多かった。

出口を探し求める親の気持ちに私が応えられて良かったと思う。
良いもの、本物を知らないことは罪ではないけれど、知ろうとしないのは無責任だと思います。
そして知っている人は、それをどんどん知らせる義務があると私は思う。

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ジャンル : 心と身体

息子が不登校になった理由 神経症的登校拒否

長男は神経症に陥りました。不登校になる以前にです。
悩むには必ず理由があります。
いろいろな要因がある中で、大きなことをあげたいです。

とても仲の良かった友人に急に冷たくされ、敵に回られたらしいです。
不登校のみなさんの体験談を見ると、そういう人が多い。
私もそうされたらショックだろう。

息子の感じやすい心には、裏切りがあまりに唐突だったため、衝撃の大きさは計り知れない。
急に学校生活が怖いものとなり、おどおどして暮らすようになった。
人間恐怖=学校恐怖となり、気を許せないものになってしまったようです。

常に周囲に目を光らせ、緊張しどうしだった。
理由を息子はなかなか言わなかった。
それだけ隠しておきたいほど心に負担になっていたとのこと。
もともと気の弱い子供で、強い気持ちで切り抜けることができない。

私の息子でありながら、もっと強くなって、と願う日々だった。
その間に抑圧した息子の「MONSTER」がどんどんふくれあがっていった。
息子の心のはけ口はどこにもなかったから、しょうがなかった。

私の育てかたに問題があるのかしら、と思い悩む日々が続いた。
一刻も早く息子には立ち直って、プライドのある生活をしてもらいたかった。
息子も元気で暮らしたかったに違いない。
対人関係でクヨクヨ悩んでいたくないに決まってる。
でも、どうしてもできない理由、それが上述したようなことによる一種のトラウマです。

息子の被害妄想が激しくなり、一人でいてもイライラするように。
友人に裏切られ、人間不信になっていたとき、さらに当時の仲の良かった友達に邪険にされた。
それによって、対人恐怖症となり、不登校にもなった。
もう人間不信のかたまりだった息子に更にそんなことが起きたら、誰だって心がずたずたになります
そしてどんどん堕ちていくように症状が悪化していった。
すべての対人関係が、どん底の悩みを抱えた繊細な男の子の目で見たら、すべてが闇に感じるはず
不登校になるのもしょうがないかなと思います。

当時は私も訳がわからないでもがいていました。


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神経症的不登校 息子の家庭内暴力と自殺の恐れ

あまり言いたくないことですが・・・・、息子が引きこもり状態の時家庭内暴力があった。
その荒んだ様子はすさまじかったです。
私も夫もすっかり鬱病になってしまった。

何をしていても感動することもなくなり、家族全員神経症になってしまった。
次男も生きることの意味を見失いはじめていました。
生きることへのとまどいにはじめて直面してしまっていたようです。

長男の発散できないエネルギーでものにあたったり、私に暴力をふるうことで必死に欲求不満を解消しようとしていたのでしょうね……。
私の息子でいながら、とても怖かった。
部屋にも入ることを躊躇してしまった。
普段はとても素直で優しい子だったが、いったん荒れると手がつけられなかった。
完全な内弁慶外地蔵。

嵐のような状態が、別の自体によって減っていった。
これも嬉しくないことですけれど……。
うつ状態がひどくなるにつれて、暴力の頻度も少なくなっていったのです。
が、今度は「死にたい」と愚痴をこぼすようになった。
恐怖心が家庭を包んだ。

何をしでかすかわからない長男に恐怖心を持ってしまう親
これよりも悲劇なことはないんじゃないかしら
親子関係って、一番恐怖心から離れた存在であるはず
安心・安全・信頼・平和……こんなものとは無縁になってしまいました。

とことんまで私たちは苦しみました。
間欠泉のような家庭内暴力で苦しみ、息子の自殺へのおそれにも不安になり、心の安らぎは消え失せた
強制収容所にいるような感じ。

私の大好きな浦沢直樹の漫画に「MONSTER」というものがある。
息子がMONSTERに見えてしょうがなかった。
自分を生んで育てた子供に殺されるかも、とおもったこともある。
決して息子には言わなかったけれど。
MONSTERと一緒に暮らし続けることで、私もぼろぼろになっていった。
私は最後まで息子と一緒にいなければならない。
最後まで責任を持って見なければいけない。
どんなに息子がひきこもり生活が続いて、すさんでしまっても、養わなければいけない。
私たちが死んだ後もちゃんと暮らせるだけの財産を子供に残さなくちゃいけない責任
でも、相手はMONSTERだった
それでいて私たちの最愛の息子でもある
この苦しみわかってくれますか?
本当に正直にこれを書いています。

家庭内暴力をふるわれるのと自殺されること、どっちがいいかと問われると、これ以上の最悪の選択はありません。
うつ状態にあったとき、精神科で薬をもらったが(ハイになる薬)、そのために自殺を行おうとしたことがあった。
けっこうそういう人が多いらしいし、ニュースでもやっていた。
そういう抗うつ剤の副作用は知っている人も多いと思う。
薬の治療が逆に自殺を加速させてしまうのは悲惨の局地ですよね。
もしかしたら、長男の攻撃性も薬によるものだったんじゃ?
それが習慣化してしまったのでは?
いまとなってはわかりませんが……

幸い、息子の神経症が良くなっていくにつれて、暴力もなくなっていったし、薬も飲まなくなった。
息子から「MONSTER」性がなくなっていき、普通の子供に戻っていった。
でも、おなかを痛めて生んだ息子なのに、「MONSTER」だと思ってしまったことは、私自身を苦しめた。
そう思ってはいけない! 何度もそう言い聞かせたがなおさら苦しんでしまった。
もしかしたら、たくさんの人が私と同じ心理状態にいるかもしれない。
でも、自己嫌悪しないで!

子供は苦しむが故に、周りまで巻き込んでまで、助かりたいんだから。
溺れている人間が必死に同じ溺れている人間を浮き代わりにしてまで水面に顔を出したいあの心境なんだから!
空気と安らぎを得たいが為にするから、だれでもMONSTERになってしまう
それは本来の子供の姿じゃない。
すべては不登校や引きこもり、神経症、鬱屈した精神状態、或いは薬のなせる技です。
MONSTERはそれであって、子供本人じゃないのです。

親子関係はいくら修羅場があっても、必ず元に戻ります。
しこりは最初はあっても、次第に溶けて無くなります。
でも、演じていてはダメです!
本音と本音、気持と気持、感情と感情で子供と向き合わないと、逆効果です。
問題を見ないようにするとますます問題は大きくなり、しこりとして残ってしまいます。

私は岩波先生という方のアドバイスで、親子関係を抜本的に見直しました。
今はもう普通の親子関係になっています。
でも、私たち親が変わるべき所は変わらなければいけませんが。
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不登校解決へ 見えてきた一筋の光明

何か方法はないものかと、インターネットを探す。
ちょうど今の皆さんのように。
不登校やひきこもりの問題を取材しているジャーナリストの人の記事が目に入った。
「名セラピスト紹介」の記事で、反響を呼んでいる不登校/ひきこもり克服プログラムをあげていた。
その道に関しての最高のプロフェッショナルというように書かれていた。
不登校という現象にとらわれず、もっと根本的な問題から強力に対処しているらしい。
神経症の克服プログラムもやっているという。
これだ、と思った。
通った子供や親からの評価がとても高かった。
岩波さんという先生だ。
それまでの医者やカウンセラー、セラピストの事務的な態度、能力的な疑いで幻滅を感じていた私は、おや?と思った。
知る人ぞ知る高い能力の先生だと言うことで、とても興味をひかれた
絶賛している人が多く、もしや?と期待が出てきた。
神経症克服プログラムもやっているため、不登校克服プログラムを受けさせるには息子にちょうどいい。
どうにか連絡を取りたいと思い立ち、そのルポライターの方に連絡先を教えてもらおうとした。
うれしいことに、忙しい中、メールのやりとりをしてくれて、連絡先を教えてくれた。
「取材でいろんな人と会いましたが、ダントツで一番(すごい方)でした」
その太鼓判を心強く思った私は一念発起、それまでの無為無策だった私に決別すべく、先生にお願いすることにした。
まだその方に会ってもいないのにうれしくなった。
うれしいと思ったことは事実になった。
その不登校/ひきこもり克服プログラムで息子の神経症的不登校が良くなった。
あれほどいろんなことをさせていたのに、たった一人の能力の高い先生に息子が会うことで、立ち直れたのだ。
人間的な魅力がずば抜けていた。
明るくエネルギーがあり、コミュニケーションも巧みで、言いたいことはずけずけ言うタイプ。
バイタリティあふれる行動的な先生で、頼もしく感じた。
とにかくバイタリティにあふれた人で、ぐいぐいと人を引っ張っていける
同時に人の心の繊細な部分までわかって、ちゃんとケアをしてくれる
話もおもしろいし、とても頭の回転が速かった

息子はそれまでとの効果の違いに当人も一気に希望が湧いていたよう。
(最初は本当に嫌々、ちょっと『通う、通いたくない」論争がありました)
最初はぶすっとして不機嫌だったけれど、その変わりようと言ったら!
何をやってもダメな自分が今度ばかりは大丈夫かもしれないと希望が湧いている様子を見てうれしかった。

料金はそれなりに高かったが、お金の問題ではなかった。
いや私たちが使ってきたお金に比べたら、もうこんな少ない金額でやってくれてありがとうございます、という感じ。
それに岩波先生は忙しい中でも、疲れた顔を見せず向き合ってくれた。
当人もやる気が出てきたし、立ち直りたいという気持ちを初めて見せてくれて、今までの苦労も忘れた。
人間ってすぐ忘れてしまうものですね

振り返ると、息子が立ち直って、失ってきた分を取り戻せるにはぎりぎりの年齢だった思う(20歳)。
30歳すぎて立ち直っても、なかなか社会ではうまくいかない。
ぎりぎりセーフだと思った。
息子が落ち込むのにも理由があって、その理由を問題の根っこから強力に対処してもらった。
雑談のようなカウンセリングだけでも、圧倒的に効果が出た。
やっぱりカウンセリングって、すごい人がやればすごい効果が出るものなんだ。
私たちの家に来てくれたカウンセラーの先生は信じられないような顔をしていた。
彼も岩波先生のところで習ったらいいかもしれない(笑)。
いいカウンセラーで親身になってくれたけれど、実力的には物足りない。
私も息子も岩波先生のファンになってしまった。
とっても気さくな先生で、これなら氷のようになってしまった息子の心を解きほぐせるだろう、と思ったし、その通りだった。
先生だけが心をわかってくれる、認めてくれた、とつぶやいた
裏を返すと、私も夫もカウンセラーも担任も誰もわかってやれなかったと言うこと。
ごめんね、と心の中で思った。
でも、でも、あのときはどうしていいかわからなかったのよ!
どうやったら、あなたの心をわかってやれたの?

岩波先生のバイタリティは、自分(とその能力)に自信を持っているし、その自負心は実績とその能力の高さから来るんだなと思った。
紹介してくれたライターの方に改めてお礼を言った。
世の中の巡り合わせはとっても不思議
どこに素晴らしい出会いが待ちかまえているかわからない。
一寸先は闇と言うけど、一寸先は光もあり得ます!
絶望にくらべて、なんと希望を感じることが素晴らしいか! 
空気そのものまでおいしく感じるし、光り輝いているように感じる。
でも、いろんなことに手を出さなければわからない世界なのかもしれない。
いろいろ模索したから、先生と会えたのだし、自分を褒めようw
息子もよく完全につぶれず耐えてくれた(でも家庭内暴力はいかん)

息子はどうしているかというと、まずは学校に通うことになった(大検の資格を取れる学校)。
学校に通うだけでもすばらしいことだと思っていたのに、けっこう友達も多くつくっていた。
「もう失うものないから頑張る」と言ってくれた時ほど嬉しい瞬間はなかった。
不登校や引きこもり、神経症の克服だけではなくて、よりよく生きるための術を息子に伝授してくれていたし、本当に通わせて良かったと思った。
悩み苦しむ人に「頑張れ」は言ってはいけない言葉だけど、自分の意志で「頑張る」って言葉は最高!
大検の資格を無事取り、大学受験にも成功し、今は大学に通っている。
なかなかの大学に通うことができ、夢もたくさん広がった。
他の人より2,3年遅れているけれど、何せ失うものはない息子である。
今の大学は少ない教科で受けられるから、得意科目ができたのは息子にとって大きかったと思う。
不登校の問題を解決しても、人より後れをとっていると不安がっている人もいると思います。
でも、いくらでも巻き返しがききます。
人間は1年だけ一生懸命勉強すれば、すぐ人に追いつけるし、社会人になっても勉強する気持ちがあれば、簡単に逆転できる
だから、その不安はあたりません。
あとは得ていくだけだし、遅れたぶんは、すばらしい先生と出会ったことでもう十二分に取り戻せ・・・、いやいやリードしているくらいである。
「雨降って地固まる」みなさんもそのチャンスです。で、この格言は真実です。

いまとても息子は希望をもって頑張って生きている。
得意分野だった芸術分野にチャレンジしています。
本当の意味で「生きる」って、生きる屍を経たからこそわかるものもあると思う。
何でもあきらめたらだめです。
絶望と危機の中にこそ、希望と安心が待っているのです!!

近況は息子は絵に目覚めて(前からうまかった)、ヨーロッパに行っています

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子供の不登校問題解決のために通わせたところ、相談したところ

私たちが相談した人、助けを求めたところ

スクールカウンセラーの菅○さん
フリースクール(塾と心理面サポート、親への提言など)
心療内科医の○島先生
精神科医(入院含む)の○田先生
神経科医の宇○先生
心理カウンセラーの竹○先生
催眠療法士の吉○先生、宝○先生
森田療法士の佐○先生
Dream Art 不登校/ひきこもり克服プログラムの岩波○知先生(予約とれるかわかりませんが一番のオススメ)

最初はスクールカウンセラーの先生に不登校のことで相談。
息子の問題の根っこはもっと深いところから生じているため、そのカウンセラーではあまり効果的に対策をとっていくことができなかった。
でも、初めての相談事なので、気が楽になりましたね。感謝しています

でも、神経症による不登校だから難しかったかなと今思います。
スクールカウンセラーも、神経症段階まで行ってしまったら、 ちょっと手に負えないと言っていた。
だから悩みを聞いてもらうにとどまる。
私も必死だったし、最初はスクールカウンセラーに相談して、どうにかなると思っていた。
そのとき対人恐怖症気味だと言われる。

不登校児を預かるフリースクールに通わせる。
社会と接点をもたせるためと、勉強に遅れをとらせないため。
みんな不登校の子供ばかりの中でさえ、息子は通うのを嫌がった。
これも登校拒否した。

学校生活・集団生活が全くとれないことを嘆く。
同じ不登校児なのに、自分とは違う人種だとショックを受けていた。
自分より軽い問題を抱える子供だと思ったらしい。
自分だけが苦しんでいるという息子の考えはこのときに強まってしまった。
どうせ、他の皆が不登校を脱出できても、自分だけはできないに違いないという確信を持ってしまった。
その苛立ちが家庭内暴力へ駆り立てた。
次男が自分とは違い悩んでいないことも、苛立ちを増したようです。
自分一人が世の中の不幸を背負っている心境だったのでしょうね。

次に不登校児やひきこもりの人を多く構っているという心理カウンセラーを紹介してもらい相談。
対人恐怖症のために学校に行くことが怖くなっていることをはっきり知る。
原因が少しばかりわかりホッとする。

対人恐怖症だから学校がきついのはあたりまえと納得がいった。
でも、対人恐怖症がよくなる傾向は見られなかった。
その時から、私は不登校と闘うよりも、神経症が闘うべき相手だと悟った。
ここをどうにかしなければ!
自信を取り戻させてやらなくてはいけない!

不登校には様々な要因で起きてますが、息子は神経症的不登校というものだった。
敵は神経症にあり!

不登校ということで対処していたから、今まで息子の心の問題の原因に行き着かなかったのだ。
最初、なにをやるべきかわかり、とりあえず希望が芽生えた。
しかし、その「なにをやらせるべきか」が見つからなかった。
神経症的不登校問題に振り回され続けたのは変わらない。

息子の体調が悪くなる。
常に体の不調を訴えるのだ。
神経症が原因だと思い至らなかった私は、目の前の現象だけで内科に連れて行った。
心因性かもしれないと言われる。
ここにきて、神経症の怖さを改めて知ることに。心だけの問題じゃなくなっている
そのため心療内科に治療に通う。
安定剤、睡眠導入剤などの薬を出してもらう。
薬を飲めば何とかなると思っていたけれど、認識が甘かった。
でも、そのときも希望が少しばかり出た。
すぐに何にでもすがってしまう。
よく言えば、いいと思ったら、すぐ希望を持って行動する。
それは私の性格だけど、良かったのか悪かったのか

息子の腹痛も頭痛も動悸も心因性だとわかる。
薬を飲んでも改善が見られず、通うごとに薬の種類が変わった。
だんだん事務的な態度が気にくわなくなったため、通うのをやめさせた。
生活指導も全く言わない。薬を飲ませるだけでした。
親が生活指導しようとしても耳を傾けませんが、お医者さんから言ってもらいたかったです。

理由がわかった反面、どうやっていけばこの心身症と対人恐怖症がよくなっていくのか見当がつかなかった。
どうすれば治るのか、原因がわかっても、どうすることもできない私と日本の医療の厳しい現実。
神経症さえ治ることに成功できれば、不登校も自然に解消できるという楽観的な考えもあった。
だけど、不登校よりも神経症がいかにきつく、最悪なものか経験したことのない私には見当つかなかった。

今度は精神科・神経科に行く。
ここも事務的な態度に幻滅を覚える。
私はあなたと心の交流がしたい。
私と息子の心を軽くして欲しい!! なのになんでその態度なの? どこもかしこも!
私自身かなり焦っていたようです……。

どこも薬の量をただ増やすばかりで怖くなり、絶望を覚えやめさせた。
息子の症状の前には安定剤、抗うつ剤もまったく役に立たず、ぼけーっとなるように。
荒れるのも嫌、ずっとひきこもりの寝たきり状態になっているのも嫌、わたしはどうすればいいの

催眠療法が効果的と聞き、テレビにも出演したことが有名催眠術師に治療をお願いする。
それも重い症状の前には役に立たなかった。
浅い催眠状態にすら入れず時間とお金が無駄になった。
子供は催眠状態に入りやすいと言うが、私の息子には通用しなかった。
のちにこの先生は能力が足りない(知名度先行なだけ)とわかる。
息子に人はそれほど人のことを気にしていないよ、というアドバイスをしたときは、私は目を疑った。
そんなの私だって知っているし、何度も言ってきた。
それができないから、こんなに苦労しているのに。
それにあなたはそう思わせる仕事でしょ!
それを境に催眠療法に幻滅した
ここにきてカウンセリング能力が結局必要だと思った。

満足とは行かないけれど、スクールカウンセラーを見つけて、自宅に訪問して心をケアしてもらった。
私自身もカウンセリングを受けた。
心が悲鳴を上げていたから、心のはけ口になってくれた。
気持が救われたこともあり、また私たち以外で、長男をサポートしてくれる存在がいるのはいいことだと思います。

自律訓練法を家でもやるが、体がリラックスするどころか、逆に緊張してしまうほどで息子は続かなかった。
三日坊主の息子を情けないと思いつつ、ため息をつく毎日。
たしかに面倒くさいし、私でも続きそうにないです(→o←)ゞ
息子は絶対できないだろうなと納得(自分の子供を信じなくてどうする!)

子供の不登校の原因解決の道のりはまだまだ続きます。

対人恐怖症には森田療法が効果的だと聞く。
森田正馬先生の日本生まれの誇れる心理療法だという。
そこで、40日間森田療法を行っている病院に入院させた。
生きにくい自分を変えて、「あるがまま」の状態にするための森田療法。
草刈りなどの作業がずっと行われ、ゆっくりする暇がないそうだ。
部屋に閉じこもる生活よりはるかに私はいいと思った。
息子の入院中は羽を伸ばした。
申し訳ないけれど、命の洗濯にもなった。
でも、入院が終わっても、息子の神経症には何にも響くことはなかった。
閉鎖された空間で心をとらわれず過ごすことができても、やっぱり主戦場はこのスピードがめまぐるしい世の中です。
その格差に長男はまたつぶれかかりました。

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子供の不登校 神経症の症状について

長男は不登校になりました。

細かい分類で言うと神経症による不登校です
(神経症的不登校)

重い軽いの差はあっても、無理矢理こじつければ、不登校の子供はほとんど神経症的不登校かもしれませんね
不登校という心の悩みはないのですから

私が特に神経症的不登校にこだわったのは、神経症克服が不登校の解決だと考えたからです。
学校に行けただけでは、解決しないのは、不登校問題の裏に神経症があるというケースも多いと思います。
保健室登校や数時間席に座っただけで下校するのでは、ただの『学校に通っております』ポーズです。

私の子供は、対人恐怖症と鬱病傾向にあると医者が診断
社会不安障害、もしくは適応障害と今なら言われるものです。

最初、対人恐怖症気味で不登校になり、ひきこもりの生活が続くにつれて、鬱傾向が現れる。
そしてなすすべなく悪化していき鬱病に陥ることに。

思春期特有のエネルギーも生きる活力もなくなり、外に無理矢理出たら対人恐怖症のため負担がかかる毎日。
いっそう部屋に引きこもり、ますます活力がなくなっていく。

最悪のスパイラルに陥り、私も医者もどうすることもできない。
家の中でも部屋から出てこなくなる。完全ひきこもりになりました。

長男は暴走していく神経に自らイライラし、落ち込み、自然体の部分がすっかりなくなった。
当人も私たちも振り回され続けていた。
次男にも悪影響が及び、家族全体が暗くなりました。

これが自分の子供なのか、と思えるほど変わってしまいました。
我が子の落ち込んでいる、またイライラしている様子を見るといたたまれなかった。
私も疲れはてて、ノイローゼになってしまった。
正常な思考判断力は失われ、毎日焦りといらだちと絶望の毎日!
完全に混乱してしまいました。

今思い起こすと、私の精神の混乱ぶりは狂っていたとしか表現できない
それぐらい必死だった。必死だったのに出口が見えないから、狂ったようにもなります。
だから、よけい不登校や神経症克服への道のりが見えなくなって・・・というマイナススパイラル

つらすぎました。
毎日涙にくれました。
何度泣いていたんじゃ始まらないと気力を振り絞ったでしょうか?
うまくいかないたびに、その気力も費えてきました。

子供の症状がなんなのか、それは神経症から来るものなのか? ただのわがままなのか、それを見極めることが大事だと思います。
現状と原因がわかってはじめて対策が取れます。
わからないと「学校に行きなさい!」「生きたくない!」の繰り返しです。
それで溝が広がるだけです。

常に子供の外面に現れる症状をよくつかむと同時に、その裏に何がそれを起こしているのか知ること(知ろうとすること)
不登校で「学校行け、行かない」の狭い問題に必死になるのではなく、なぜ子供がそれを言わなければいけないのか理由を知ること
これってすごく大事だと思いました。

私はそれができていなかったし、子供も心の奥底をわかってくれないことにいらだってもいました。
先生も親もカウンセラーもみんな信用できない、心の殻に閉じこもることだけが平和だと思っていたに違いありません。
だからこんなこと言う資格なんてありません。
でも、この失敗を糧になさって下さい。
これらが必要なことだったといま振り返って思います。

子供は自分が何故苦しまなければいけないのか、わかっていません。
感じてはいるでしょう。
でも一人では対処し切れません。
だからいらだちます。
嘆きます。
ますます心が病的になっていくのです。

わかっていないから溺れるしかない。
でも、親が自分の心をわかる、わからないということはちゃんと見極めます。
おそろしいほど直感力に優れています。

悩んでいる子供のそれへの病的な繊細さは、私たち大人ではかないません
かといって、どうすることもできない現実もあります。
やっぱり専門家の力を借りなければいけないと思います。
とくに神経症的不登校の場合はそうでした。

見えない人間がいくら知恵を振り絞っても問題の答えは出ませんから。

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子供の神経症的不登校と闘っていた当時の家庭状況

家族構成

四人家族
私(マ~ム)、夫、長男、次男

都内のマンションに住む(現在、問題解決ののち独立)

長男が6歳、8歳の時、夫の仕事の都合で引っ越す
夫はサラリーマン

長男が神経症的不登校、ひきこもりになる(14歳から20歳・中学生から不登校に)
次男は普通に学校に通っていた

この違いはのびのび育てることができた次男と最初だけに厳しく過干渉かなと思えるほどしつけてしまった差なのかもしれない

引っ越したとき、長男は友達をゼロから作り始めなければならないと言うことも原因かもしれない
決して裕福とはいえない家庭環境のため、長男の神経症・不登校問題解決のためにお金が消えていった

次男にも次第に影響が出始める。
そして親である私たちも精神的ストレスで疲れ果てる毎日に

家族4人の問題が互いに影響しあって、グルグルと悪循環を描いて、どんどん問題が深刻化していきました
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神経症的不登校の問題で苦慮している皆様に

うれしいことに!! 私たちは子供の神経症的不登校問題と引きこもりの問題から脱却できました
みなさまも家族を襲った不登校や神経症の問題(混乱の連続でした!)から脱却して、「よかった!」といえるようになってくださいね

微力ですが体験記と神経症的不登校の問題についてのコラムをのせることで私もお手伝いします
不登校克服、神経症(ノイローゼ)脱却のための有効な情報も載せたいと思います
子供が思い悩む思春期は、私たち親にとっても激動の時期です
不登校問題に取り組んでいる方はどうか体をこわさないでください
自身の健康、ひいては家族としての健康を損なっては、子供が再び立ち上がる土台を提供できなくなります。

是非、私の体験記を有効利用してください

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プロフィール

maam

Author:maam
マ~ムです。
「不登校/引きこもり克服プログラム」「不登校親支援プログラム」の岩波先生によって、子供の神経症的不登校を乗り越えた記録を綴っています。
家族内での解決だけでは限界がありました。
卓越した専門家の存在ほど心強いものはありませんでした。
でも、共に精神的に克服に至るまで茨の道、山あり谷でした。
谷でもいつかは山が来る。
山道がきつくてもいつか峠が来る。
そして、目的に一歩ずつ近づきます。
頼れるガイド、そして自分の足で歩ける力さえあれば、
不登校と子供のもろくも折れかかった心は必ず克服でき、立ち直ることができます。
私の経験、子供の経験がそう雄弁に物語っていると思います。
私たち家族全体を暗雲で覆った子供の不登校、引きこもりについてブログです。




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